健康寿命シリーズ 第3回
ヨガが健康寿命を延ばす理由
——体だけじゃない。呼吸・こころ・生き方まで整える、himari yogaのアプローチ
「ヨガって、なんとなく体にいいのはわかるけど、具体的にどういいの?」
そんな疑問にお答えします。himari yogaでは、体を動かすだけでなく、呼吸・こころ・生き方まで含めた4つの視点から健康にアプローチしています。今回はその考え方と効果を、わかりやすくお伝えします。
himari yogaが大切にしている考え方
一般的なフィットネスは「体を鍛える」ことを中心に考えます。もちろんそれも大切ですが、himari yogaでは少し違う視点を持っています。
それは、「人は体・呼吸・こころ・生き方のすべてがつながっている」という考え方です。どこか一つだけを整えても、長続きする健康にはなりにくい。だから、4つのすべてに目を向けることを大切にしています。
🌿 himari yogaの4つのアプローチ
① 体を動かす ② 呼吸を整える ③ こころを観察する ④ 自分らしく生きる
この4つが重なり合うことで、年齢を重ねても「自分の力で、自分らしく生きられる」体と心が育まれます。
| アプローチ | ヨガでできること | 健康寿命への効果 |
|---|---|---|
| ① 体 | ポーズ・筋力・バランス | 転倒予防・体力維持 |
| ② 呼吸 | 腹式呼吸・深呼吸 | 血圧・自律神経・免疫 |
| ③ こころ | 感情の観察・瞑想 | うつ・孤独・意欲の維持 |
| ④ 生き方 | 自己理解・生きがい | 幸福感・生きる意欲 |
アプローチ① 体——転倒・骨折予防と筋力維持
要介護状態になる原因の第1位は「骨折・転倒」です。高齢になるほど筋力とバランス感覚が低下し、ちょっとした段差でも転んでしまいます。
ヨガのポーズは、体の深部にある「インナーマッスル」を使います。ジムのマシンでは鍛えにくいこの筋肉を動かすことで、バランス感覚と体幹が自然に強化されます。片足で立つポーズや体をひねるポーズは、日常動作そのものの練習にもなっています。
himari yogaでは、ポーズの「できる・できない」よりも、「今日の自分の体がどんな状態か」に気づくことを大切にしています。その気づきが、無理のない長続きする運動習慣につながります。
🔬 研究データ:週2回のヨガを3ヶ月続けたグループは、続けなかったグループと比べてバランス能力が有意に向上したという報告が複数あります(欧米の高齢者研究より)。
アプローチ② 呼吸——自律神経・血圧・睡眠を整える
新潟県の大きな健康課題のひとつが「脳血管疾患」です。その主な原因が高血圧。そしてヨガの呼吸法は、血圧を下げる効果が科学的に認められています。
himari yogaでは、毎回のクラスで丁寧に呼吸を扱います。深い腹式呼吸を繰り返すと、副交感神経が優位になり、血管がゆるみ、血圧が安定します。「体を動かすだけが運動ではない」——呼吸を整えることも、立派な健康づくりです。
🫁 呼吸を整えると体に起こること
- 副交感神経が活性化し、リラックス状態になる
- 血管が拡張し、血圧が下がりやすくなる
- 心拍数が安定し、睡眠の質が上がる
- ストレスホルモン(コルチゾール)が減少する
- 免疫バランスが整いやすくなる
🌿 himari yogaの呼吸への向き合い方
「呼吸なんて、いつもしているから大丈夫」と思っていませんか?実は、ストレスや緊張が続くと、呼吸はどんどん浅くなります。himari yogaでは、クラスの最初と最後に必ず呼吸に意識を向ける時間をとっています。「正しく・深く・ゆっくり」呼吸する感覚を、ここで取り戻してください。
アプローチ③ こころ——孤独・意欲低下・不安を和らげる
健康寿命を縮める原因として見落とされがちなのが、「こころの問題」です。高齢になるにつれて増える孤独感・意欲の低下・不安は、身体機能の低下を加速させることがわかっています。
himari yogaのクラスでは、体を動かしながら自然に会話が生まれます。名前で呼び合える少人数の空間が、「ここに来ると安心できる」という居場所になっています。
また、クラスの最後に行う静かな時間(シャバーサナ)は、単なる休憩ではありません。「今日の自分はどうだったか」をやさしく振り返る、こころの整理の時間です。
💚 himari yogaがこころに届く理由
- 少人数制で、名前を呼び合える温かい雰囲気
- 「できた」という小さな成功体験が自己肯定感を育てる
- 呼吸と動きに集中することで、不安や悩みから距離を置ける
- 瞑想・シャバーサナで、深いリラックスと休息を得られる
- 続けることで「ここに来るのが楽しみ」という生きがいになる
アプローチ④ 生き方——「自分らしく生きる」を支える
年齢を重ねると、仕事・子育てなど、これまで担ってきた役割が変わる時期が訪れます。そんなとき、「これからの自分はどう生きていけばいいのだろう」と感じる方も少なくありません。
himari yogaが大切にしているのは、ポーズの上手さや体の柔らかさではなく、「自分の体と心に正直に向き合う時間」です。クラスの中で静かに呼吸しながら自分を観察する習慣は、「本当に大切にしたいものは何か」に気づく力を育てます。
その積み重ねが、長く健やかに・自分らしく生きていくための土台になると、himari yogaは考えています。
🧘 himari yogaが目指すこと
体を動かすだけでなく、呼吸を整え、こころを観察し、「自分らしく生きる」感覚を取り戻す場所でありたい。そのために、himari yogaは少人数で、丁寧に、一人ひとりに向き合うクラスを続けています。
「何歳から始めても遅くない」は本当か?
よく聞かれる質問です。答えは、はっきりYESです。
筋肉は何歳からでも鍛えられます。呼吸は今日から深めることができます。こころは何歳になっても変化します。「気づいた瞬間が、始め時」——himari yogaはそう考えています。
60代・70代から始めて、今も元気に通い続けている生徒さんがいます。1年後の自分の体と心は、今日の選択で変わります。
📋 この記事のまとめ
- himari yogaは「体・呼吸・こころ・生き方」の4つにアプローチする
- 体:転倒予防・インナーマッスル・バランス感覚の向上
- 呼吸:自律神経・血圧・睡眠・免疫の改善
- こころ:孤独感・意欲低下・不安の予防と、居場所づくり
- 生き方:「自分らしく生きる」感覚を取り戻す時間
- 何歳から始めても遅くない——気づいた今日が始め時
📖 次回(第4回):今日から始める健康寿命ヨガ——体・呼吸・こころ・生き方、4つのアプローチで選んだ5つのポーズ
ポーズの「やり方」だけでなく、「なぜこのポーズが健康寿命につながるのか」も一緒にお伝えします。特別な道具不要、畳1枚分のスペースがあれば今日から始められます。
参考資料:厚生労働省「令和4年簡易生命表」/新潟県「健康にいがた21(第4次)」(令和7年)/にいがたケンジュプロジェクト

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